査読規程(2017.5.24改訂)

1. 査読の目的

 査読は、投稿された論文を公正かつ客観的に評価し、その学問的水準が応用哲学会会誌(CAP)に掲載されるにふさわしいものであるか否かを判定することを目的とする。

2. 査読の対象

 査読は、本学会投稿および入稿規程に定められた依頼原稿を除く5つのカテゴリーの投稿論文を、対象として行う。

3. 査読者

 査読者は、次の手順によって決定する。編集委員会規程に従って、まず編集委員長が、投稿論文の内容にふさわしい分野編集者を判断し、当該論文の査読責任者として指名する。次に、指名された分野編集者は、やはり投稿論文の内容に照らしてふさわしい査読者2名を会員および非会員の中から選び、査読を依頼する。依頼された2名が査読を受諾すれば、その2名が当該論文の査読者として任命される。1名でも受諾しなかった場合には、分野編集者は新たに人選を行って査読依頼を行い、2名の査読者が揃うまで同じ手続きを繰り返す。

4. 査読の期間

 査読の期間は、通常は、査読者が決定した日から50日以内とする。投稿論文が長大であるなど、査読に通常より時間を要すると判断される場合には、編集委員長の判断により、100日以内で査読期間を延長することを可とする。

5. 査読作業の手順

 編集委員会規程と投稿および入稿規程に従い、査読作業の手順は以下のとおりとする。基本的に、すべての作業はオンラインをとおして行う。

 (1) 投稿論文の受付

 (2) 査読者の決定

 (3) 査読結果(採否判定)の報告

 (4) 掲載可否の決定・通知

 (5) 「修正のうえ採択」(b.)もしくは「修正・再査読」(c.)と判定された論文の取り扱い

6. 査読の基準と採否の判定

査読者は、投稿論文の該当分野における研究状況を十分に考慮しつつ、以下に付す「査読表」の個別評価項目を基準として、その各々について公正かつ客観的な評価を下すことに努める。そのうえで、この評価に基づいて、総合的に投稿論文の採否判定を行う。採否判定は、編集委員会規程に定めるとおりの仕方で行うものとする。

 ただし、査読者は、論文カテゴリーの変更(たとえば、研究論文(原著論文)から書評・サーヴェイ論文への変更)等の措置によって投稿論文の採択が可能なるか否かという点についても考慮し、その点について査読結果(採否判定)の報告の中でコメントするものとする。

 査読結果(採否判定)の報告は、以下に添付する「論文査読票」の様式に従って行う。

7. 掲載可否の決定と通知

 掲載の可否は、編集委員会規程に定めるとおり、査読者からの査読結果(採否判定)の報告に基づきつつ、編集委員会の審議をとおして決定される。決定結果はただちに投稿論文執筆者に通知される。なお、査読結果と編集委員会での審議内容は、原則として公表しない。

8. 「修正のうえ採択」(b.)もしくは「修正・再査読」(c.)と判定された論文の取り扱い

 8.1

   「修正のうえ採択」と判定された論文については、執筆者は、査読者の指摘に従って原稿を修正し、指定された期日までに修正済みの原稿を提出しなければならない。

   編集委員会において提出された修正済み原稿をチェックし、十分な修正がなされていることが確認された場合には採択とする。修正が不十分であれば、再度、執筆者に修正を求める。再査読は行わない。

 8.2

   「修正・再査読」と判定された論文については、執筆者は、査読者の指摘を十分考慮しながら原稿を書き直し、指定された期日までに書き直し原稿を提出しなければならない。

   提出された書き直し原稿について、(原則として)一回目の査読と同一の査読者による再査読を行う。以後、一回目の査読と同一の手順を踏んで、掲載可否の決定を行う。

   「修正・再査読」と判定された論文の書き直しは、編集委員会規程に従い、一回のみ認める。

付則

1. この規程は、応用哲学会発足時に遡って適用する。

2. この規程の修正は、理事会での多数の議決によって行われるものとする。

(添付文書)

                    投稿論文査読票

日付:

査読者氏名:

投稿論文題目:

論文カテゴリー(投稿者の申告による):

個別評価項目: (それぞれの項目のいずれかの選択肢に○をつけてください。)

1. 投稿論文の主題は、応用哲学会の目的にふさわしい主題である。

   (1) ふさわしい     (2) ふさわしくない

2. 投稿論文は、投稿・入稿規程に定められた要件を満たしている。

   (1) 満たしている     (2) 満たしていない

3. 投稿論文は、学術論文としてのルールに反していない。

   (1) 反していない     (2) 反している

4. 投稿論文の主張・論点には独自性がある。

   (1) 十分にある    (2) 多少ある    (3) まったく不十分である

5. 投稿論文は、当該分野についての基本的知識や先行研究を踏まえて書かれている。

   (1) 十分に踏まえている   (2) ある程度踏まえている   (3) 踏まえていない

6. 投稿論文の構成は適切である。

   (1) 適切である   (2) 多少問題がある   (3) 不適切である

7. 投稿論文の論旨は明確で理解しやすい

   (1) 十分に明確である   (2) 多少不明確な点がある   (3) 不明確である

8. 投稿論文は、重大な誤りや不適切な記述を含んでいない。

   (1) 含んでいない   (2) 多少含んでいる   (3) 多数含んでいる

総合判定(採否の判定):    a. b. c. d.

編集委員会へのコメント: (論文カテゴリーの変更等の措置により投稿論文の採 択が可能になるかどうか、という点についてもコメントしてください。)

執筆者へのコメント:

(総合判定(採否の判定)をb.ないしc.とした場合は、修正すべき点について、特 に詳しく指摘してくださるように願います。)